天気が良かった21日とは一転して雨模様の22日。
いよいよ、オフロードの一日。
モトクロスコースではなく"2DAYS"のコースを走ります。
2DAYSはSUGOで開催されるエンデュローレース。
サーキット周辺の山々を切り開いて作ったコースで今回は参加者のレベルや天候具合を
見ながら弾力的にコースを設定していこうという物。
オフロードで中心となるのは"アスファルトダンサー"としてお馴染みのAD/tacさん。
アスファルトダンサーなのにオフ?
モタードレース等でも活躍するtacさんですが、TVではアロンアルファのCM、見た事ありますか?
バイクでフロントアップさせて垂直のカベにフロントタイヤを貼り付けるというヤツ~。
そう、その人です。
雨が降るととてもよく滑るSUGOのオフロード。
場所によっては降りたら最後、上って来られない!所もあるそうで・・・(怯
最初は集合場所の近辺を軽くウォームアップラン。
少しづつ体を慣らして行きます。
少しづつハードなセクションを盛り込みアタックな要素も取り込んで行きます。
ノーマルタイヤのjoyは当然ムリはしません。というか・・出来ません。
長い下り坂はリアがロックしても加速する始末で(笑
フロントをなめるように掛けるのが難しく・・・
少しでも強く掛けようものなら・・・握りゴケです(爆
これで何度コケたことか~。
出走前にエアーを抜いたのですが抜き方が少し甘かったらしく、どうしても上れない所が
出て来ました。インストラクターの方にもう少し抜いても大丈夫だよと言うアドバイスを頂き
更にエアーの調整までして頂き(感謝
難関のセクションも無事通過する事が出来ました。
エアー調整の重要性を改めて認識するjoyなのでした^^
とにかくスベルスベルスベル~。
そんな中やはりtacちゃんはウマい!!
かなり難関なセクションでも軽々とこなす様は圧巻でトラクションさせる術を体が熟知しているようす。
こういう所を走って感じるのは"トライアル"的な要素が強くなってくるという事。
"アタック"なんていうのはその典型で・・・
バイクの究極的なコントロールテクニックはやはりトライアルなのでしょうか?
オフを走れば走るほどそう思ってしまいます。
雨といっても小雨程度で山間部に入ると木が雨の暖衝材となるのでほとんど気になりません。
バイクもライダーもドロドロになりながらも皆いい笑顔で走っていました。
もっともjoyはころんでドロドロでしたが・・・(笑
軽く洗車をしバイクを積み込んで帰りの支度。
泥の付いたウェアやブーツに四苦八苦しながら荷物を整え・・・。
最後に閉会式をして一同バスに乗り込み帰宅の途へ。
到着は午前12時。
雨の中バイクを降ろし、またの再開を誓い解散となりました。
オンオフの両刀使いの2日間。
又とない貴重な体験の連続となりました。
中でもサーキットは特筆物です♪
また走りたぁ~い(^^)v
周回を重ねて行くと、ペースが遅いバイクに近づいて行きます。
さて、どうやって抜くのがリスクが一番少ないか?考えます~。
相手にとっても、自分にとっても・・・。
それは・・コーナーに飛び込む時のブレーキングです。
自分のようなサーキット初心者であっても一番違いが出やすいのは"ブレーキング"なんです^^
ペースの上がらない方は相当手前からブレーキを掛け始めますから、こちらが無理のないポイントで
掛け始めても問題なく抜く事が出来ます^^
これは自分より10秒以上もペースが速い方をブレーキングで刺したことからも有効性が伺えます。
この方は刺しても立ち上がりで刺し返されあっという間に消えて行きましたが・・・(笑
コースの"R"や勾配、ラインをもっと熟知していれば更に楽しく走れる事間違いナシ。
速く走る事が目的でなくても、それだけでタイムアップはするんです。
タイムが全てと言うわけではなく、「タイムが出る=スムーズに走れている」というバロメーター
と解釈していいと思います。タイムは意外な時に上がるのでとても不思議な感じです。
今回のベストは・・4回目の走行時でした。疲れていい具合にチカラが抜けてきて、かつ追いかける
相手がいた時(爆)クールとアグレッシブがいい具合にバランスした時その時のベストが出るのだと
思います♪
安全に楽しく全開に出来るサーキット。
自分にとって無理のないスピードで楽しめばこんなに楽しい所はありません。
直ピーカートロはサーキットでも有効です^^
いよいよ、コースイン。
先導車に続いて慣熟走行を3周こなし、その後フリー走行開始♪
計測器を付けているので
順位、ラップタイム、区間タイム1,2、最高速が
ピットのモニターに映し出されます。
先導車が完璧な走行ラインを描き出したはずなのに・・・
後ろの方で走りだしたjoyの辺りでは既にボロボロで(笑
正しいラインがわからず~。
それでもどうにかラインを探しながら走り出します。
今回の走行会は絶対に転ばないというのを目標にしているので直ピーカートロを徹底します。
サーキットなのに?
という疑問も聞こえてきますが、サーキットだからこそ!と答えたい。
サーキットの落し穴に入り込まないように・・・。
メインストレートを全開で走るとコントロールラインが見え
そこから程なく1コーナーが迫って来ます。
1コーナーの奥は斜面になっていてカベのように迫ってきます。
これがストレートを走っていると迫ってくるようでちょっと怖いんです。
3コーナー、4コーナーと下りが続きS字に向かって上って行きます。ハイポイントコーナーまで
更に上りレインボーコーナー。ここは我慢のコーナー。下りのバックストレッチ、SP -in,SP-out
110Rコーナー。強いカントが付いたコーナーの途中にあるシケインは"世界一難しいシケイン"と
言われるほどの難所。ここのこなし方でストレートのスピードの乗りが違ってきます。
10%の上り勾配があるダンロップブリッジをくぐり、コントロールラインへ・・・
全般的にリズミカルに走れますがレインボーコーナーとシケインでリズムが乱されるので
この2つは要注意です。