走行距離が1200kmを越え・・
サービスハンドブックには800kmか納車1ヶ月のどちらか早い方とある~
どちらもとっくに過ぎているのだが(笑
点検をしてもらう事に・・
2/27 の記事でフロントブレーキの引きづりが多いという事を書いた。
フロントタイヤをリフトして回すと、半回転程しか回らない。
押し引きの際はブレーキが泣き出す始末・・
こんな状態がまともなハズがない~
点検の際、その旨を告げると、実際に症状を見たようだ。
担当メカさん曰く・・「NISSINのキャリパーはこんなもんですよ~」と・・
bremboなら戻りがいいのだがNISSHINは・・引きづりが多いんですよ~
まぁ~、初回点検はやることが決まっているので無料でそこまでやりたくない
というニュアンスを感じた~
ごねても仕方がないので、早速帰って自分で作業をすることに・・
ピストンの揉みだしの効果が絶大な事は今までの経験で感じている事。
特に新車に施した時の変わりようは思わず顔がほころんで来るほど~
ラジアルマウントになった"R" の作業はかなり簡単。
先日の『トレ』で酷使したブレーキのお陰でキャリパーはブレーキダストでかなり汚れていた。
マジックリンと歯ブラシでゴシゴシ、ゴシゴシ~
一通りキレイになった所で、ピストンを出しとあるオイルを注油し揉みだし開始!
本来ならブレーキフルードを塗布し揉みだす所なのだが・・
このオイルがまた良いんです!!
揉みだして見ると、確かにシールは固め。
耐久性重視のNISSHIN、タッチ重視のbremboといった所か・・
buremboの方がメンテナンスサイクルは短いのだろう。
ピストンが出すぎないよう注意しながら、根気良く何度もピストンを出し入れする~
そのうちピストンが軽くスムーズになってくる。
4つ全て押しこみ再びマジックリンでキャリパー全体を洗い、汚れ防止に耐熱ワックスを塗布する。
パッドは全てのカド、スリットまで面取りを施す~
パッドピンやバックプレートに塗られたグリースを拭き取り・・
再び車体に取り付ける。
押し引きをして効き味を確かめる~
ニヤッ・・レバーの操作にとてもリニアな感触♪
カックンブレーキも姿を消したよう~
作業の前、押し引きで効き味の確認をしていたのでとてもわかりやすい・・
レバーとパッドが直結しているかのようで、やはりリリースが気持ちいい~
ブレーキダストで真っ黒になったキャリパーもキレイになったしめでたし、めでたし!
初回点検の主だった作業はチェーンの調整・・
元々、緩めに張られたチェーンはやっと適正値になった感じです~
そう、このチェーンは~RK GP525WX シルバーメッキのチェーンがおごられています・・
特に不具合もなく、増し締め等を行い無事終了。。。
整備と名が付くものにはコストがかかる。
だから余計な賄い整備的な事はやりたくないというのはよくわかる。
しかし・・
新車で納車されたバイクを自分で整備する事がなんて多い事か!!
開けて見ると~
何事も施されていない事が実に多い。。。
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