わらじカツ丼をいただいた後、ライダースカフェとやらを捜したのだが・・
物件見当たらず・・
断念。
そのまま長瀞へカキ氷を喰らいに向かう。
長瀞までのR140は渋滞気味。
峠を抜ければ迂回できるらしいが、距離があるため時間は変わらないらしい。
うっかりすると通過してしまいそうなところに、それはあった。
バイクを止めようとウロウロしていると警備員がやってきて、中へ止めるよう指示される。
お店の中庭なのでバイクを止める環境としては申し分ないのだが・・
トグロを巻くように並んでいる行列を横切って、バイクを止める。
それにしても物凄い行列。
長瀞という場所と凄まじい行列のコントラストがミスマッチで何だか笑ってしまった~
物がカキ氷なだけに、行列の進み具合は思いの他早い。
途中、メニューが回ってきてその後オーダーを取りにやって来た。
注文番号を告げられるといよいよと言う感じになってくる。
がしかし、そこから20分は待つことになるのだ。

我々が通されたのはレトロな雰囲気漂う
とても落ち着いた一室
他にもう一グループが着席

このカキ氷屋さんは
阿左美冷蔵といい
天然氷を使ったカキ氷で有名
ちなみにここは本店

待つことしばし・・
いよいよカキ氷との初対面である
どうやって食したらよいか迷ってしまうほどの高さである(爆
シロップを上から少しづつ掛け崩さないよう食べていく
長瀞まで来て長時間、長蛇の列に並び食べるほどの
ものなのか?
その疑問が解かれようとしている~

自分がオーダーしたのは「豆乳あずき」
外からは見えないが餡が中に入っていて豆乳シロップをかけて食す
半切りのゆずが添えられる
練乳は氷となじみやすいサラサラしたタイプでお好みでかけ放題
さて、天然氷のカキ氷は一体・・
「豆乳あずき」¥800也
通常のカキ氷、フラッペといった物とは一線を隔すものであると断言できる。
氷の粒は非常に細かく、フワフワとしていて『雪』のようと言えばイメージしてもらえるだろうか?
氷の味はもちろん良い。
それにしてもこれだけ細かく削るには「刃」の手入れも大変だと思う。
シロップの味もよく、非常に吟味されている印象を受けた。
これならば全種類、制覇してみたい気にさせられた(爆
店内にはJAZZ が流れていた~しかも聞き覚えのある曲~
何度も繰り返し聴いたアルバムでとても懐かしい・・
もちろん、リアルタイムではない(笑

1954年に録音された
Helen Merrill With Clifford Brownというこのアルバム
ブラウニーのトランペットが秀逸で・・
思わず聴き入ってしまった~
"ニューヨークのため息"と称されるヘレンだが録音当時は25歳
そんなヘレンのBilboard Live TOKYOでの公演が決定した
ということは・・
80歳?
ハスキーボイスは今でも健在なのだろうか?
話が逸れてしまったが、阿左美冷蔵の営業は10月いっぱいで終了。
冬には天然氷作りに精を出すことになる。
しかし、折からの温暖化のため氷作りが困難になってきているという~
実は非常に手間隙掛かったカキ氷なのであった♪
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