KLXのクラッチの件が少しだけ尾を引いている~
取り敢えずかのスイッチの件は問題なく作動しているのだが・・
クラッチの遊びを確保しようと調整すると繋がり位置が極端にグリップ寄りになってしまう。
元々、近眼にセットしていたためコレ自体は全く問題ない。
しかし、昨今の「熱」問題でこの繋がり位置がますます近づいてくるのが悩みの種・・
ただでさえギリギリなキレが結構怪しくなってくる。
そして適正?と思われる位置にアジャストすると遊びは無くなりSTDのスイッチならば
ずーっと干渉しっぱなしとなる。
現在は加工した後のためこの位置でも問題ないが操作性として遊びがないのは使い難く感じている。
この辺の経緯は実はクラッチディスクの材質に起因しているそうで・・
メーカー側も色々な人が使うことを想定しそして車検はないものの排ガス規制を守っていこう
とすることでますます難しい所に突入しているようだ。
排ガス規制に関しては排気量に関係なく総量でやられてしまうため排気量が小さいほど
苦しくなってしまうようだ。
そのためリーンバーンをやらざるを得ず排気温度の上昇に拍車をかける。
排気温度が上がるということはE/G自体の熱上昇も意味し冷却そして耐熱対策にアタマを痛めてるとの事。
特にシングルの空冷E/Gは厳しいようで・・
これらのE/Gは設計年度が古く昨今のような熱上昇に対応していないため対策は更に厳しいようだ。
その点設計が新しいE/Gはその辺が考えられており「熱」には強いようだ。
KLXのE/Gは設計は新しいとは言えないが「水冷」ということで何とかなっているという感じだ。
このクラッチの件はショプからメーカーに質問してくれるようなのでどのような答えが帰ってくるか
楽しみではある~
油圧クラッチなら問題は一気に解決だがオフ車に標準で油圧を奢っている例は少ない。
コストの問題がおおきいのだろう~
社外では「MAGRA」の油圧化キットが出ている。
専用品としてKLX用もリリースされている。
http://www.dirtfreak.co.jp/products/magura/index.html
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