4輪と違って、バイクのブレーキは前後別々。
フロントだけ、リアだけ、前後とバリエーションが出来る。
そして前後もその配分は無段階・・
効きはタイヤ、サスペンション、パッド等によっても違う。
もちろん、ブレーキシステムを構成するパーツ1つ1つでも効きや効き味が異なってくる。
でも、一番の違いは握り方、踏み方・・
ライダーがどんな操作をするか?ここがキモだ!
とあるライダーが、自分のバイクはブレーキが効かないと言う・・
そして、マスターを替え、キャリパーを替え、ディスクを替え・・
ブレーキシステムのフルカスタム!!
見た目も変わり、カッコイイのだが使えないブレーキほどカッコ悪い物はない(笑
通常、ロードバイクでブレーキが効かないバイクというのは存在しない。
もちろん、効き味やタッチの違いといった物は存在するが多くはライダーが
そのポテンシャルを使いきれていないのだ!
今乗っているSEROW250はHONDA XR230よりもブレーキの設定が甘い。
フォークとの兼ねあいもあるのだが、そう簡単にはリアは離陸しなかった。
しかし、握り方一つでリアは高々と離陸を始める~
オフ車は確かにロードバイクと比べればブレーキが甘く感じられる。
しかし、握り方を一旦覚えてしまえばそんな事はいい分けに過ぎない事がわかる。
目標停止では、オーバーランをすることすらないほど・・
ただ、タイヤの兼ね合いも合ってフロントのグリップに注意を払わなければ
思わぬ所で足元をすくわれ兼ねないので注意が必要・・
ブレーキのトレーニングにおいて、ジャックナイフは通過儀礼なのだが目的にしてはならない。
人間、面白い事に執着してしまう所がある。
ヒザすり同様、手段でなければならない。
PR