Triumph SPRINT ST 1050 ABS の来期からの日本への導入が見送られる模様だ。
ST が955㏄から1050㏄へ変更になりスタイルを一新し登場したのが2005年。
当時はまだDaytona 955i というのもあって・・
フルカウルに身を包んだスポーティーなイメージのツアラーというイメージがあった。
デザイン上『3』を基調としたモチーフもアイディア物で~


右) センターアップの3本出しマフラー
デザインそのものは無骨だが
3気筒をわかりやすく表現していると思う
アグスタ F4 がモチーフになったか?(笑
左) 3眼のライト
両サイドがロービーム
センターがハイビーム
以前、試乗したST は整備状態があまり良くなかったのか、残念ながらあまりいい印象はない。
アンチバックラッシュが付いていてドンツキが皆無といわれていた駆動系はドンツキが酷かったし
ハンドルが重く低速が辛かった上に、Uターンが非常に困難だった。
ドンツキはともかくU ターンが自在に出来ない(やろうという気にならない)バイクはちょっとイヤだ。
あまり体格が大きくない方がこのバイクを購入し、乗りこなしに苦労していたのが思い出される。
ここ最近のST は買い替えの下取りとして出てくる事が多かったように思う。
'06年にABS 付きが、'07年にはマイナーチェンジをしてより熟成を図り~
独モトラッド誌で'07年 5万キロ耐久トップ、'08年ツーリング賞を受賞等ヨーロッパでの人気と評価
は高かったようだが、ここ日本ではモデルとしての魅力が薄くなってしまったのだろう。


「来期からの入荷がない」という事は現在の
在庫が新車での最後の入荷という事になる。
1050になって未だに人気が衰えないTigerやマッチョなストリートファイターの元祖として
比較対象の候補に上げられるSpeed Triple とは対照的に年を追う毎に埋もれてしまった感じだ。
もしかしたら、次期ニューモデルの登場が控えているのかもしれないし、Tiger 675 等のモデルの
噂も絶えない・・
今年のTriumphの目玉は1600㏄ パラツインのサンダーバードの登場だ!

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