インターモトはドイツでのショーであるためドイツ圏のメーカーが元気だ!
KTMもそんなメーカーの一つで、欧州では第2位のメーカーとしてその地位を確固たる物としている。
今回のショーで一番気になったのは2009年にデビューした990SM。
2010年モデルで小変更を受け、今回はカラーリングの他ついに?ABSを標準装着とした。
bremboのブレーキシステムを使用しマネージメントはKTM-BOSCHだ。
驚くべきことにこのABSのユニットは重量がわずか1kg!!
そしてマネージメントによりABSの介入は必要最小限とされオフロード走行も想定し
オフ機能も備えられている。
トップケースを装着できるキャリアやサイドバッグ、ケースを装着できるマウントを
標準で備えるなど装備は正に旅バイク♪
しかし、そのベースがSUPERMOTO(モタード)だと言うのだからますますKTMらしい~(笑
このバイクが気になるのには少々訳がある。
990SMは2009年に発表、発売されているが東京モーターサイクルショーで実物を
見たことから端を発する。
ネット上でお披露目のアナウンスがされてから気になりだし・・
ビッグサイトへと繰り出した。
そしてその数日後アクシデントによりバイクからしばらく遠ざかる事になるのだが・・
990SMがまだ950SMだった頃E/Gのマネージメントはキャブだったがリッターバイクなのに
まるでフルサイズの250cc のオフ車でも乗っているような感覚で・・
とても気軽だったことを思い出す。
接地感が豊富でブレーキが良く効く。
凄まじく効くのだが怖さが全くない。
E/GはVツインであるにも拘らず粘りがありフレキシブル。
回り方も軽く、エンブレも穏やか~
ちょっといいなぁ~と思ったものだ。
但し、シートはオフ車そのもので幅の狭いモノが付いていた。
これではツーリングは厳しいと思った。
990SM-Tになり『旅仕様』としての装備が施され重量は見事に200kgを切っている。
軽いと言うのは良い事だが場合によって重量は安定感、安心感の源になることを忘れてはならない。
この重量が気軽な旅バイクとし絶妙な気がしてならない。
EUではABS標準装備で2011年2月に発売予定。
ハイグロス・オレンジ
ブラック
ホワイト
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