リハビリを始めた頃、足首はつま先で2cmほどの可動域しかなかった~
まずは真っ直ぐ立つため、足首を積極的に動かし始めた。
3週間ほどで関節は固まり始めると言うが、動かし始めたのは1ヶ月ほど経ってから・・
とりあえず、足首が垂直まで曲がらない事には歩行はおろか両足で立つことさえ困難だった。
固まってしまったものを元に戻そうと思うと、体重を掛ける必要があった。
しかし、体重を乗せられるほど脚はまだ回復しておらず・・
可動域を増やすのは困難を極めた。
病院でメニューを作ってもらいリハビリを始めるとそれは始まった~
動かないものを動くようにするにはいくつかのやり方があると思うが、今回は結構強引な
方法がとられた。
そのためかどうかはわからないが、踵が痛くなり始めた。
この頃はまだヒザもグラ付いていてそれほど加重も掛けられない。
踵へのストレスもそれほど掛かっていなかったのだが・・
退院後筋力強化のためジムに通いだし全身の筋力のバランスと強化に乗り出した。
ヒザのグラ付きは徐々に解消していったが、踵へのストレスは増大していった。
踵は炎症を起こし腫れている。
動き始めは痛いが、熱を持ってくると痛みは徐々に緩和されてくる。
痛みとの付き合い方が少しづつわかってきた所だった。
そんな時、ボルタレンがゲル状になった塗り薬があることを知った。
ボルタレンは鎮痛消炎剤として有名だが、胃への負担も高く・・
服用を躊躇っていた。
根本治癒ではないのだが、炎症を抑えることで痛みが収まる。
痛みがなくなれば・・楽になる。
典型的な対処療法だが、これで少しづつ楽になってくれれば・・
そんな思いがあった。
しかしこの塗り薬は「第一類医薬品」に指定されているのである。


別紙の説明文書を渡され
薬剤師さんから使用上の注意
を聞く必要がある
踵にはアキレス腱が張り付いており、アキレス腱が伸ばされる事で踵にストレスが掛かるのである。
アキレス腱を伸ばさない歩行や運動は困難なのは言うまでもない~
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